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便秘に効く漢方とは

宿便や便秘の漢方には何があるのでしょうか。

 

便秘の解消に即効性を求めて下剤を飲むと、腹痛や下痢などの副作用に悩まされることがあります。
そこで、副作用の心配が少ない、このような漢方(自然生薬)を服用してみるのも一つの方法です。

 

漢方は下剤のような即効性はなく、ゆっくりと効いていくため、
効果を実感するのに時間がかかることがありますが、身体の状態を整えながら、
徐々に効果が表れてきます。

 

漢方の考え方では、便秘を3つのタイプに分けて治療します。

 

身体がかっとしやすく、暑がりの人は「熱タイプ」の便秘、
身体が冷えやすく、寒がりの人は「寒タイプ」の便秘、
身体が弱く、ふらつきやすい人や高齢者は「虚タイプ」の便秘と分類します。

 

熱タイプの人は、口の中が乾きやすく、顔が赤い、尿の色が濃いなどの特徴がある人です。

 

このタイプには、下剤効果がある「大黄」(だいおう)と、
解熱効果がある「黄苓」(おうごん)
「黄連」(おんれん)の3つの漢方をブレンドした「三黄散」(さんおうさん)という漢方が効果的。

 

寒タイプの人は、冷え性や腰痛持ちであることが多いです。

 

東洋医学では、冷えは万病の元とされており、
まず体の冷えを取って病気を治癒すべきと考えられています。

 

このタイプには身体を温める生姜や腸の調子を整える甘草(かんぞう)、芍薬などが配合された
「桂枝加芍薬大黄湯」(けいしかしゃくやくだいおうとう)が効果的。

 

身体を温めると胃腸の動きもよくなるので、
漢方を飲んで、お風呂などで体を温めるとより効果が期待できます。

 

身体が弱っている虚タイプの人は、体内の水分が不足しがちです。

 

腸内の水分も不足するため、便は水分が少なくコロコロとしていることが多いです。
この場合、腸を潤す「潤腸湯」(じゅんちょうとう)が効果的です。

 

一緒に食物繊維を摂ることによって、食物繊維が腸内で水分を含み、より排便しやすくなります。
併せて、白湯などで十分に水分補給をしましょう。
胃腸の働きを促進する「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」も効果的。

 

このように、体質のタイプによって効果がある漢方が違ってきますが、
どのタイプにも効果的な「大黄甘草湯」(だいおうかんぞうとう)は、腸の動きを促す、
便秘にはオールマイティに効く漢方とも言われています。

 

自分のタイプがわからない場合は、漢方薬局などに行って相談してみるのもいいでしょう。
体質や悩みに合わせた漢方を調合してもらえます。

 

漢方は副作用の心配が少ない薬ではありますが、副作用がゼロというわけではありません。
用法容量を守って服用しましょう。
漢方はゆっくりと体質を改善しながら効果が出てくるものです。
生活習慣や食生活なども改善しながら、そのサポートとして漢方を飲むといいでしょう。

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