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便通を良くするには悪くなる理由も知っておく

便通を良くする前に、そもそも、便通はなぜ悪くなってしまうのでしょう。

 

辛い便秘や、健康を害する危険性がある宿便。
便通をよくして改善したいものです。

 

それには消化、吸収の機能が関係しています。
私たちが食べたものは、体の中をどのように巡っているのでしょうか。

 

まず、食べ物を口の中にいれ咀嚼(そしゃく)しているとき、唾液がたくさん出ます。
唾液の中にはアミラーゼという消化酵素が存在し、食べ物を予備消化します。

 

よく噛んで食べ、唾液をたくさん出すことによって、胃腸で消化しやすくなり、便通にも効果的です。

 

よく噛んで食べると満腹感も得られて食べ過ぎも防ぐことができるので、
しっかり咀嚼して食べることは大切ですね。

 

咀嚼して飲み込まれた食べ物は、食道を通って胃に送り込まれます。
胃の中では強い酸性の胃液が分泌され、およそ1〜2時間で食べたものをドロドロの状態にします。

 

その後食べたものが賛成になると、食べたものの内容物が十二脂腸へと送り込まれます。

 

腸は、十二脂腸、小腸、大腸、直腸から成っています。
胃から送られた内容物はまずは十二指腸に行き、
その中で肝臓から分泌された胆汁によって脂肪を分解し、小腸へと送られます。

 

ちなみに、便の色が多くの場合茶〜黄土色なのは、胆汁によるものです。
便の色が異常である場合は、胆汁の分泌に異常があることが考えられます。

 

小腸では、胃や十二指腸で消化されてきた内容物をさらに分解し、養分を吸収します。
小腸は体内で最も長い臓器です。

 

栄養を無駄なく吸収するため、内部はひだ状になっており、
そのひだを広げると、テニスコートの1面の4分の1ほどの面積があると言われています。

 

そして小腸で分解、吸収された残りの内容物は大腸へと送られます。これが、便です。

 

大腸の中では水分を吸い上げ、養分のカス、つまり便に含ませながら、押し出していきます。

 

大腸が便を押し出すために波打つように動くのが、蠕動(ぜんどう)運動です。
便は時速10〜20cmほどのスピードで、直腸に送られていきます。
直腸は便を溜めて置く部分で、ここがいっぱいになると、便意を催し排泄するのです。

 

この消化、吸収の一連の流れは、普通食べてから24時間で完了します。
食べたものが24時間経っても排泄されない場合は、便通が悪くなっている状態です。

 

便通が悪いというのは、主には大腸の働きや環境が悪くなり、
食べた物のカスに十分な水分を与えられなかったり、食事の量が少なすぎて
カス自体が少なかったり、また、それを送り出す力が弱かったりすることによって起こります。

 

これを弛緩性便秘と言います。
弛緩性便秘は大腸の機能が低下する高齢者に多く、また、
ホルモンの作用によって腸の動きが弱くなる妊産婦にも多い症状です。

 

それ以外にも、食物繊維の不足や水分不足、運動不足によって起こることもあります。
動物性の食べ物の食べ過ぎによって腸内の悪玉菌が優位に立つことにより、
腸内環境が悪化し大腸の動きが悪くなることも原因のひとつです。

 

もうひとつ、
直腸に便が詰まって固まっている状態や、
肛門の周辺の筋肉が働かず便通が悪くなっているのは直腸性便秘です。

 

腸の出口の部分が塞がっている状態なので、
この場合は薬で無理に大腸を刺激したり、大量の食物繊維を摂って便の体積を増やすべきではありません。
直腸性便秘を予防するには、便意を我慢しないことや、痔がある場合は早めに治療すること、
水分をしっかり摂ることを心がけましょう。

 

便通のカギとなるのは、やはり腸の働きですが、その腸に負担をかけないために
口内や胃でしっかりと消化してから食べ物を腸に送ることも大切です。

 

よく噛んで食べることや、消化に良い食べ物を積極的に食べるなど、工夫するといいでしょう。

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